【イギリス移住前に読みたい】ロンドン生活3年で分かった事~インフラ編

ロンドン移住_20180605

イギリスってカッコいい!

街並みが素敵☆

イギリスに旅行して、イギリスの魅力にはまってしまったあなた。ぜひともイギリスに移住したいけど、実際の生活はどうなのだろう?

日本人でも問題なく住める?

イギリスに4年住んで、3年間ロンドンで現地人たちと仕事も経験した筆者が、悩めるあなたのためにイギリス生活の秘密を公開します。

今回はインフラ面について。

イギリス生活はけっこう不便

最初にはっきり言います。

日本からイギリスに引っ越して来たら誰でもまず、イギリスってすごく不便!と感じるはずです。

それは、日本という国が、世界で類まれなほど便利な国だからというのもありますが。。。

イギリスってたしか先進国だよね!?

産業革命を起こした国だったよね!?

いつからこのような不便な国になってしまったのか。。。と、謎は深まるばかり。

交通機関がひどい

イギリスの電車は時間通りに来ません。

特に、ロンドンの地下鉄は時間通りに来ないだけでなく、しょっちゅう運行が停止しています

ちなみに、ロンドンの地下鉄はチューブと呼ばれます。全部で11路線あり、中心部Zone1から空港のある郊外のZone6まで通っています。

ほとんどの目的地にはチューブでたどり着けます。また、オクトパスカードというプリペイドカード一枚で乗ったり降りたりできるので、とても便利です。

普通に運行してくれればとっても便利なのに、しょっちゅう故障などで止まっているのです。

乗っている最中に突然、全員降りろとアナウンスがあるのも珍しくありません。皆慣れていてさっさと降りていきます。慣れない旅行者などは、見知らぬ駅で放り出され、途方に暮れてキョロキョロしています。

出かける時は、「今日は運行していないかも。」と毎回疑ってかかるくらいでちょうどよいくらいです。

大げさではなく、本当に毎日のように運行停止の線があるのです。お出かけ前には、チューブのウェブサイトで路線情報を確認しましょう。

https://tfl.gov.uk/modes/tube/

トップページに、「ピカデリーライン Suspended」などと表示されているときは運行停止中です。

地下鉄だけでなく、バスもひどいものです。バスに乗っているとしばしば、バス路線の途中で突然バスが止まってしまうのです。

こういう場合も皆さっさと降りて他のバスや地下鉄に乗り換えていきます。慣れたものですね。

バスも地下鉄も、ロンドン市内を縦横無尽に走っているのですから、きちんと稼働さえしていればとっても便利なはずなのです。

うん、きちんと稼働さえしていれば、、、

通勤ラッシュもあります

ところで、通勤ラッシュがあるのは日本だけと思われがちですね。

実は、通勤ラッシュはロンドンにもあります。

朝8時台、夕方5時台、特にバンク駅周辺はギューギュー詰めになりますので要注意!

水回りがすぐ壊れる

イギリスに移住してびっくりしたことのひとつが、家の設備がしょっちゅう壊れること。

特に、水が止まってしまうことは頻繁にあります。

水道の水が出ないことなんて、日本では一度も経験がなかったのですが。

水が止まると、当然トイレの水も止まります。考えただけで最悪ですね。

それから、水は出てもお湯が出ないということもあります。

寒い冬にお湯が出なくなることもしばしば。特に日本人はお風呂好きな民族なので大問題。私も、ひと冬に何度涙を飲んだことか。。。

病気になると大変

日本のように直接、専門の科を受診することはできません。

まず、GPという何でも診る地元のお医者さんのところへ行きます

予約しないでいくと何時間も待つことがあるので、予約してから行きましょう。予約を入れるのも大変で、一番早くて数日後だったりしますが、、、

普通の風邪ならGPで処方箋をもらい薬局へ薬を買いに行きます。

GPでは手に負えないとなると、大きな病院での検査のための紹介状を書いてもらえるので、それを持って病院へ行きます。このときも予約が必要で、何日も待つ場合がほとんどです。

異変を感じているのが、胃の場合も、心臓の場合も、足の場合も、皮膚の場合も、まずはGPに行かなくてはなりません。「ちょっと胃がおかしいから、さくっと胃カメラで検査してほしい」というようなことはできないわけです。

専門医に会うまでに症状が悪化してしまいそう。

ちなみに、これらのサービスはNHSという、政府が運営する医療制度で行われています。なんと医療費は無料!

いったい嬉しいんだか、悲しいんだか分からなくなってきますね。

歯医者は超高額

医療費は基本的に無料と言いましたが、歯医者は例外です。

むしろ、歯医者は超高額

Understanding NHS dental charges(歯科治療料金について)

上記のページにあるように、政府の医療制度による歯医者では、簡単な診療だけで£21.60、詰め物をすると入れるのに£59.10、被せたりするのは、£222.50もかかります!

これだけでもけっこう高いですが、この先にさらに深い落とし穴が。

手先の器用な日本人に比べて、イギリス人ってなんだか不器用な気がしませんか?(失礼!)

だから、日本人はたいてい、政府ではなくプライベートの歯医者さんに行きます。プライベートの歯医者さんなら、日本人の先生がいたり、日本人でなくても細やかそうなアジア人の先生がいたりします。

しかし、プライベートの歯科はやたらと高いのです。

私はたった1本の虫歯のために、40万円くらいを使いました。。。

もし虫歯がある人は、必ず日本で治療してから渡英しましょう!

日本食材が入手困難

当然ですが、手に入る日本食材は限られています。

大きなスーパーにはアジアセクションがあり、そこに中華食材や韓国食材などと一緒に和食用の調味料等が売られています。無いよりましですが、セレクションは限られています。

どうしても日本食材が欲しい人は、ロンドンにあるジャパンセンターという日本の商品を扱うお店を利用するとよいでしょう。

銀行は超便利だと思う

銀行は非常に機能的です

HSBC銀行という大手の銀行で口座を作っておけば、困ることはまずありません。

HSBC銀行は世界中に支店があるので、イギリスから他の国へ旅をしても、簡単にお金を引き出すことができます。もちろんクレジットカードもどの国でも問題なく使えます。

預金に限らず、HSBC銀行の口座ひとつで、ファンドなどを買って投資したり、様々な通貨を保有したりできるので本当に便利です。

日本ではHSBC銀行は2012年に、たった4年で撤退してしまいましたね。日本にもHSBC銀行があればどんなに便利だろうと、外国人たちがしょっちゅう言っています。

太陽が無い

インフラではないのですが、、、。

深刻な問題なので。

イギリスは本当に本当に天気が悪い国です。

毎日雨。

もしくはどんよりとした曇り。

ほとんど太陽にはお目にかかれません。

イギリス以外の国から来た人は、天気の悪さのせいでうつ病になる人が多いです。驚くことに、医者の処方箋に「日焼けサロンに行くこと」などと書かれていたりします。どれだか天気が悪いかを物語る現象ですね。

ただ、夏の日の長さは最高です。夜の10時くらいまで昼間のように明るいです。みんなパブで、店の外まであふれてビールを飲んでいます。

イギリス移住の前に考えよう

と、ここまで悪いことばかりたくさん書いてしまいましたが、そんな私でも本当はイギリスが大好きなのです。

お国が違えば、生活のための制度も違う。

要は、イギリス移住が成功するかどうかは、この違いを楽しめるかどうかだと思うのです。

イギリスには、日本特有のかゆいところに手が届くサービスはありません。

かゆいところには、自分で工夫して手を伸ばさなくてはならないのです。自分で工夫して、うまくいったとき。その達成感を楽しいと捉えらるか。

例えば、電車が止まってしまったなら、

他の行き方を考える。他の行き方で行ってみたら、いつもと違う景色が楽しめた。

とか、

あらかじめ必ず2通りの行き方を考えておく。そうやってリスク管理能力を高めることに成功した。

とか、ポジティブな方向に考えられるかどうかですね。

日本よりはちょっと不便だけど、飽きることはありません。この不便さを楽しめると思ったら、ぜひイギリスに移住して世界をひろげてください!

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。