上司が外国人。高い評価を得るために語学力よりずっと大切な3つの心がけ

外国人上司_20180526

上司が外国人に代わってから、なぜか評価が下がってしまった!

そんな悩みはありませんか。外国人上司からは、日本人上司とはかなり違う働き方が求められます。この記事では、外国人の上司から高い評価や信頼を得るための働き方について解説しています。

語学力は思っているほど関係ありません。

あなたもぜひ実践して、上司から実力を認めてもらいましょう。

1. スピード感を持って仕事する

日本人と働いたことのある外国人たちがみな、口をそろえて言うことがあります。それは

「日本人は仕事が遅い!」

ということ。

日本人である私にとっては納得いかないのですが、しょっちゅうそのように言われているのを聞くので、外国人たちは本当にそのように思っているのでしょう。

長年外国人たちと仕事をした経験から見えてきた、彼らが日本人は仕事が遅いと思う理由は下記2つ。

1. 日本人は、決定が遅い

2. 日本人は、だらだら仕事をしている

この2点について説明しましょう。

1. 日本人は決定が遅い

本当は、日本人の決定が他国の人より並外れて遅いわけではありません。

ただ、決定方法がコンセンサス型であるため、複数の人が関わる決定に時間がかかるのです。

コンセンサス型とは私が勝手に名付けたのですが、つまり、全員が合意して初めて「決定」とする決定方法のことです。誰かが反対意見を持っている場合は、その理由を聞き、全員で考え、全員が賛成となるまで決議事項は可決しません。決議事項に関係者全員のチョップ(印鑑を押すこと)が必要であったりします。

これに対して海外では、権限を持つ一人、または強い勢力を持つ方の意見で決まります。弱小勢力や少数意見は無視されることも多々あります。

どちらがよいかは別として、どちらの方法のほうが早く決定できるかは明白です。

2. 日本人は、だらだらと仕事をしている

本当に、日本人はだらだらと遅い仕事をしているのか?

残念ながら本当でしょう。

この背景は、日本の残業文化と、休暇を取らない風潮。日本社会も変わってきているとはいえ、根強く残っている悪習慣と言えるでしょう。

日本人は夜遅くまで残業するため、どうしても日中の集中力に欠けるのです。他の人も残業するため、自分だけ集中して仕事を仕上げて、定時で帰ろう!という発想にはなりにくいわけですよね。

有給休暇も取りづらい。人は年がら年中集中して仕事ばかりしていられる存在ではありません。休みなく働き続けると、どんどんと仕事の処理速度が遅くなってしまって当然です。

上司が外国人になったら、ここはチャンス!と捉えて、定時退社と有給休暇の完全消費をめざしましょう。休む時にしっかり休む。働くときにはしっかり働く。メリハリを利かせて、仕事の日はがっつり仕事をすることで、業務時間数なんかでアピールしなくても外国人上司はしっかり評価してくれるはずです。

外国人上司に認められる方法1: 決断は早く、仕事はスピード感を持って

2. 上司に頼らず、自分で考える

私は今まで、国籍は様々でしたが、たくさんの外国人上司と仕事をしてきました。

彼らに共通して私に求めていたことは、自分で考えること。

何でもいちいち相談するのではなく、自分の頭で考えて行動するということです。彼らが欲しいのは、最終結果だけ。

相談するのは重要事項のみ。

そこへ到達するまでの方法は問われません。

小さなことをいちいと相談したり報告したりすると、仕事のできないやつと思われます。

ひとつエピソードを紹介しましょう。

昨年私は、数年ぶりに日本人上司を持つこといなりました。自分で言うのもなんですが、今まで私は外国人上司のもとでそこそこ高い評価をいただいていました。それと同じ仕事の仕方をしていたら、日本人上司からは全く逆の評価をもらうはめになったのです。

せっかく自分で考えて行動しても、勝手に行動するなと叱られ、、、。

忙しい上司のじゃまをしないように報告は最小限に抑えたら、報告が足りないとこっぴどく叱られ、、、。

過去最低の評価を下されて、私は相当ショックでした。でも、今の上司は過去の上司たちとは異なるのだ、と考え方を切り替えて、全てについてシェア、シェア、シェア!うっとうしがられるくらいに相談と報告をしまくったら、とたんに評価が上がりました。

私はこの経験で、日本人上司と外国人上司、求められる対応方法に明確な違いがあることを学びました。あなたは私と同じ失敗をすることなく、どちらも鮮やかに対応してくださいね。

外国人上司に認められる方法2: 自分の頭で考える

3. 発言するのを恐れない

外国人が口をそろえて言うことがもう一つあります。それは、

「なぜ日本人は皆、だまるのか?」

ということ。会議で意見をつのっても、しーーん。もっと簡単に答えられるよう「Yes?No?」と聞いても、しーーん。

世界の各地からつなぐ電話会議で、日本だけ最後まで一言も発言せず、そこにいるのかいないのか分からないという文句もたびたび聞いてきました。

私も日本人なので、会議などの場で発言回数が他の人より少なめになる傾向がありました。自分より優れた意見の人がいるかもしれないし、反論されるかもしれない。だったらまず、他の人の意見を聞こうと思ってしまうからです。

でもこの態度は、海外では、やる気がないと捉えられてしまうことがあります。外国人上司の前で重要なのは、積極的に参加している姿勢。訓練として、内容の濃さよりまず「発声すること」を心がけましょう。

まずは発言すること。自分の意見を言うこと。日本人はすでに盛り上がっている議論に横から入っていくのは苦手なので、まず自分がスタートするのが得策なのです。そうすれば、他の人の意見があった後にまた、自動的に自分の意見が求められるからです。そうやって、発言しなくてはならない立場に自分を持っていくのです。

これは、外国人上司にはとても効果的でした。日本人なのにとても積極的だ!と高い評価をもらうことができましたよ。

ちなみに、外国人たちとの議論の場で、自分の英語力を気にする必要はありません。

特に、発音がおかしいとか分かりづらいとか言ってくる人はそもそも国際人ではないのでスルーして構いません。イギリス英語とアメリカ英語でさえ全く発音が異なるのです。それに加え、国際的な職場に慣れている人は、インド人や中国人の話す英語にも、日本人の英語にも慣れています。問題なく理解してくれるはずです。

外国人上司に認められる方法3: とにかく発言する

まとめ:

上司が外国人になったら、今まで通りの仕事の仕方では評価につながりません。誤解から、逆に評価が下がってしまうこともあり得ます。

そんな時はこの3つの働き方を心がければ、ずっとあなたの評価が上がるはずです。

1. スピード感を持って仕事をする
2. 自分の頭で考える
3. 発言するのを恐れない

今回の記事が、少しでもあなたの役に立つことを願っています。